浅草西参道商店街のご紹介
浅草西参道商店街の歴史
昭和29年(1954年)、浅草寺観音本堂から浅草公園六区興行街までの間を結ぶ通りとして整備されたのが浅草西参道商店街です。元ひょうたん池周辺と奥山周辺を整理して、浅草の新しい名店街たるべく造成され、スタートと同時に「西参道商店会」を結成しました。
会の業種構成は、高級呉服(踊り衣装含む)、観光土産商品、玩具、洋品などが主となっており、日々、魅力ある商店街づくりに邁進し、昭和40年4月、「浅草西参道商店街振興組合」に改組し現在に至っています。
浅草西参道商店街の今
平成25年に西参道商店街は“お祭り商店街・西参道”としてリニューアルしました。
お祭り催事が多く年間3,000万人の参詣者のある浅草寺に隣接し、三社祭の中心地という立地、そしてひょうたん池と奥山芸能文化の歴史や踊り衣装・小道具の老舗を観光資源とし、全国のお祭り情報を内外に発信しています。お祭りを起点として地域資源を活かした江戸町景観とお祭り文化の創出、日本各地域の観光需要創出を目指します。
そして商店街を江戸町景観へと整備したことによって浅草寺西側地区の浅草伝法院通り・奥山おまいりまち商店街・浅草花屋敷通りに続き江戸町の仲間入りをしました。
浅草寺本堂前から西を望むと、歌舞伎座風の荘厳なアーチが見えます。そこが西参道商店街東側入り口で、路面は温もりを感じられる約100メートルのひのきの木道です。通常、公道での木の路面舗装は認めらませんが、こちらは浅草寺敷地内の私道ということから実現したもの。日本初となる商店街の木道は、柔らかな雰囲気に包まれた情緒溢れる商店街になっています。アーケードがあるので、雨の日も心配がなく、浅草ならではの江戸町風情が味わえます。
浅草観音様の西の奥山に広がる江戸町エリア。その江戸町の真ん中に“お祭り商店街・西参道”があります。
浅草西参道商店街へようこそ!
今や年間約3,000万人の外国人観光客のみなさんが日本へ旅行する時代となり、浅草は東京随一の観光地として大変賑わっています。日本人の私たちにとっても古き良きものと新しいものが融合した浅草の魅力を再発見して頂けると思います。その中でも浅草西参道はメインストリートとはちょっと違った個性的で魅力のあふれるお店が集まったテーマパークのような商店街です。また浅草六区、裏観音、奥浅草といったエリアは個性的なお店や飲食店も増えていて今注目の場所。浅草観光、観音様へのお参りの際にはちょっとだけ足を延ばして西参道周辺を散策してみてください!